はぁはぁはぁ・・・
熱い体が重なって、二人とも汗まみれだ。キスをするとまだ荒い息が止まらない涼葉。
耳元に熱い息がかかる。涼葉は手をずらし、俺の尻を掴んだ。そして急かすように強く引き寄せる。
ん〜ん〜ん〜
子供がダダをこねるような声で、ねだるように涼葉から腰を動かしていた。涼葉の理性も吹き飛んでしまったのだろうか。
眼鏡を外すと性格が変わるなんていうのは今時漫画の世界でもないだろうが、しかし実際、涼葉にとって眼鏡が外に向けての、
性格を変えるアイテムだとしたらそれも納得出来る。素人の心理分析だが、眼鏡が本当の涼葉を抑えていたのかもしれない。
眼鏡は良い思い出のなかった中学時代の自分から変わる為に必要だったんだ。
だからこそ、涼葉はあんなに眼鏡にこだわっていたに違いない。
と、今にもイキそうなのをそんな心理分析で紛らわせ俺はなんとかピークをクリア。
「涼、好きだ」
「うんん・・・」甘える声で涼葉は舌を出し頬をペロペロ舐める。まるで子猫のようだ。
「いくぞ」
俺は体を起こし、力強く動いた。
はぁ、ううん・・・はぁ
再開に悦ぶような嬌声。俺のモノもガチガチになって遠慮なく肉壁を分け入ってゆく。
ぅん、ぅん、ぅん、ぅん、ぅんん〜
動きが更に加速する。
はんっ、はんっ、はんっ、はんっ、

グチュグチュという音も更に大きくなってくる。
はっ、はっ、はっ
俺も合わせて声が出てしまう。
二人の声が重なって、体も声も体もすべて一緒に溶け合った。そして心も。
はっ、はっ、はっ、はっ!
汗が飛び散り、粘液がグチュグチュと滴り落ちる。
んっ、んっ、んっ、んっ、んっ・・・
子猫のように幼く甘えた涼葉の鳴き声。
はっ、はっ
んぁ、んぁ、あんっ、あっ、あっ、あっ、あっ・・・・
突く、突く、突く!
「!!!」
キュッと涼葉の○ンコが締まった。俺を離さないように、脚で俺の体を引き寄せる。俺ももうピークを感じていた。
「はっ!」大きく息が出る。
二度目とは思えないくらいの奔流を感じ、俺は涼葉に思いきり放った。涼葉も俺を全身で受け止めてくれた。
涼葉は俺を離さず、しばらく俺達は繋がったままでいた。俺からすべてを搾り取るように肉穴も俺のモノをキュッ、キュッと
掴んでいた。
やがて涼葉の脚が解かれ、俺はようやくベッドに転がった。さすがに疲れたが、満足感のある疲れだった。
涼葉はまだハァハァと息をしている。汗をかき、紅潮したその顔にはいつものクールな余裕のかけらもない、ただの可愛い女の子
の顔だった。俺はキス。
「涼、よかったよ」
「・・・・高さんの、ばか」
涼葉はすねて顔を背けた。
なんかすげー可愛くなってんだがどうする俺!(ホントにバカだ)。勿論三回目があったのはいうまでもない。

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空が青かった。ジリジリと日差しは強いが湿度が低かったのでイヤな暑さはない。
グラウンドを大勢の生徒がグルグル走っているのは今日が校内マラソン大会だからだ。全校の生徒が40キロほど走るのが恒例の
行事なんだが、クラス順で校門を出たら後はゴールまで自由に走っていいことになっている。
俺がゆっくり走っていると、後ろから涼葉が追いついてきた。みんなと同じ学校指定のジャージ/ハーフパンツにTシャツだ。
「おっ、速いな」
「高さんの走りが楽しみだ」
「俺もだ。元陸上部の実力をみせてもらおうか」
「よかろう」
そう言うと涼葉は急にダッシュした。俺は追いつこうと加速。ブランクがあるが涼葉は結構良いフォームで走っている。
振り返る涼葉は微笑んでいる。
「おい、そんな急いだらバテるぜ」
「大丈夫、計算して走っているからな」
だがその声は息が苦しそうにも聞こえる。クールなんだかヘタレなんだか。でもそういう所も隠さずに、俺にだけ見せてくれる
のが最近の涼葉だった。俺もそんな涼葉を可愛く思う。
ペースを整えて並んで走る。ようやく息も落ち着いてきたようだ。俺はまだまだ大丈夫。終盤はわからないけど、いざとなれば
歩いてもいいから、あんまり心配していない。
「涼、今日の帰り寄ってもいいか?」
「ウチに?・・・・いいよ」
マラソン大会はゴールした後、各自で自由下校になってる。まじめに走れば昼過ぎには学校に着くだろう。
「よし!急ぐぞ」
「あぁ、もう高さん」
「ほらほら、ゴーゴー!」
俺は煽るが、涼葉はちょっとうんざりした顔。
「急ぐのは何か、とても不純な動機が原因していると思うよ」
「わかるか?」
「わかり過ぎるくらいにね」
苦笑しながらそれでも涼葉は俺のペースについてきた。
脚が伸びる。地面を蹴る。風が心地よい。
涼葉が微笑む。俺達は走る。

<終わり>
長い間のおつきあい、ありがとうございました。
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