涼葉の胸に触るのは二度目になるが、やはり最初はTシャツ越しから揉んでみた。だがこの前の件もあるので、俺は早々に
手をTシャツの隙間から入れて、じかに触わることにした。もう他に邪魔されるのはこりごりだ。
 柔らかさと温かさが手のひらに。指先でまさぐると、乳房の先端にフニフニとした乳首をみつける。固いってほどじゃない。
 もっとじっくりと触りたい。

 俺は一度手を離して涼葉のTシャツを脱がそうとたくし上げる。涼葉も協力して腕を上げてくれた。

「ちょっと待って」「ん?」
「眼鏡はずすから」
「俺がやるよ」
 と、涼葉の顔からスッと眼鏡を引き上げる。涼葉はそのまま頭をくぐらせてTシャツを脱いだ。
「ありがとう。眼鏡はその辺に置いて」
 俺はこんな時だったがふと気が付いた。
「眼鏡掛けてない涼って初めてみた」
「え、そうだったっけ?」
「うん。かわいいな」

 俺は眼鏡なしの涼葉を想像したことがなかったが、実際みてみると思った以上にいい感じに変身していたので、ついそんな
事を言ってしまった。照れくさくなり笑ってごまかそうとしたが、涼葉はもっと恥ずかしかったのか、それとも嬉しかったの
かみるみる顔を紅くしてしまった。
 そんな様子も可愛くて、俺はその紅い頬にキス。

「返してくれ」
「返すって、これか?」「ああ」
というまもなく涼葉は俺の手から眼鏡を取り戻すと、それを掛けた。いつもの涼葉だ。ちょっと怒ったような顔。

「どうした?」
「悪いが、まったくみえないんだ。高さんは不満かもしれないが」
「不満じゃないよ。いつもの涼も好きに決まってるだろ。眼鏡ないのを誉めたから怒ってるのか?」
「怒ってはいない。ただ」「なんだ?」
「ただ、その・・・多少は見えるし・・・初めてだから高さんをみていたいんだ」
 そういうことか。

 俺は涼葉を抱きしめた。
「わかった。そうだよな」
 涼も照れたのか、俺の背中に手を回して引き寄せ、キスをした。

 胸と胸が密着して、体をずらすと涼葉の乳首が俺の乳首に当たる。その感触に俺は軽く身震い。男でもこういう
ところは敏感なんだな、と知った。
 回した手を離すと俺は上体を起こす。布団の中の薄暗い陰の中に涼葉の白い肌と乳房が浮かび上がる。
 生で観ると、すごくエロかった。
「あんまりジロジロ観るもんじゃない」
 また怒ったように涼葉が言うが、そんな感情をみせる姿が俺の気持ちを高ぶらせる。理性の回路が次々と落ちていく。

 俺はじっくりと眺めるとその手でまた胸を揉む。女の子の胸が特別好きってわけじゃないって思ってたんだが、案外
胸フェチなのか俺は。涼葉は目を閉じて俺のされるままにしている。気持ちいいのかな?とちょっとは涼葉を気遣う
気持ちもありはしたが、それでも手は本能のままに動いて、その柔らかさを堪能している。固くなっていた股間がだいぶ
ヒートアップしている。

 俺は片手を残してもう一方を涼葉の股間に伸ばした。あそこに触れるとビクッと反応。断ることもなく、俺は指で、
これから攻める所を探ってみた。柔らかい膨らみがあって、へこんだ部分を指で撫でてみた。
AVとかみると指を突っ込んだりするもんだが、初めてでそこまでしていいのか?もしかして舐めたりするのもアリ?
と童貞の知識総動員で考え中。その間も指はムニムニと柔らかな感触に埋もれている。

「脱ぐよ」と突然涼葉が言って、俺の盛り上がりも一時中断した。
俺も便乗して自分のパンツを脱いで放った。これで二人とも全裸だ。
そう実感したかった俺は布団をはいで、涼葉の上にまたがり見下ろした。

丸く綺麗な乳房、股間のフサフサ、肉感的なふともものすべてが今、俺の目前に晒されている。
涼葉もまた俺を見上げていた。そそり立っているものも視界にあるのに、涼葉は怖がらず微笑んでくれた。
俺は堪らずにまた抱きつく。



 全身で涼葉を感じる。伝わる体温、そしてほんのりと甘い匂い。食べてしまいたい、って陳腐な台詞だがそんな言葉くらい
しか浮かんでこなかった。

「涼・・・好きだ」
「嬉しいな、そう言われると」
抱き合った耳元で囁くような涼葉の声が俺のモノを固くする。それは今、体に押しつけられ、ひくひくと動いているから、
涼葉にも伝わっているはずだ。

俺は唇にキス。舌を出すと応えて涼葉も絡めてきた。ねっとりと熱い。こんなキスが交わせる悦びと共に、淫らな気分が
増幅して股間の方が急かすように蠢く。

 俺はもう我慢出来なかった。

「涼・・・」
腕を離すと俺は涼葉とアイコンタクト。涼葉ももう大丈夫だろう・・・

「ちょっと待ってくれ、高さん」「えっ?」
「これを・・・」
といってベッドの下に脱いだショートパンツを探って、小さな包みをつまんで出した。
コンドームか。

「こういうのは難しいな」
そう顔を伏せながら言う。俺としても避妊はするべきだと思っていたが、まさか今日こんなことになるとは思ってなかったし、
危険だがいざとなればイク前に抜けば、と考えていたから、これはありがたい。だけど、涼葉が用意していたとは意外だったので、
ちょっとビックリしていた。

「さすが、いろんな所でぬかりないな涼は」冗談っぽく言う。
「ち、違う!これはその、浅井さんに貰ったから・・・」
慌てて否定する涼葉が、俺には面白くて、こんな時だったがつい笑ってしまった。やっぱりそういうオチか。なるほど、浅井さん
らしい。俺はホッとする。

ちょっと緊張が解けて、涼葉も苦笑いしている。
「ミサ先輩に感謝しないとな」
「うん。初めてではこういうところまで気が回らないし」
「っていうか普通こういうのは男が持ってないといけないんだが。ゴメンな。」
「ああ、また謝ってる」
「だな」
俺も失笑。
避妊具の封を切った。

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